第26回戦   一点が命の高校野球! (後編)
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奇策といえば郡山高校の森本監督は奇策の鬼といっても過言じゃないですね。
森本監督はランナー1,3塁としたら1大会に何回かはこの作戦をとります。
ダブルスチールです。
まず1塁ランナーは盗塁をします。
キャッチャーはセカンドへ送球しますがここで1塁ランナーはつまづいてこけます。

1塁ランナーがはさまれてる間に3塁ランナーはスタートを切っています。
野手が気づいたときには3塁ランナーはホームイン…
野手が気づいて3塁ランナーをはさんでも1塁ランナーは2塁、3塁へと足を進めま
す。
ちょうど3塁ランナーがアウトになれば1塁ランナーは3塁は到達している…
この作戦を森本監督はかなり仕掛けてきますね。

この作戦で3塁ランナーがアウトになって2塁ランナーも3塁は行けなかったのはご
くわずかなんです。
第70回選抜大会の郡山‐横浜でした。
キャッチャー小山が投げた球をピッチャー松坂大輔がカットしたのです。
そう、森本監督はダブルスチールを試みたのですが、松坂の素晴らしい反射神経かカ
ンなのかわかりませんが、それと松坂の素晴らしいジャンプ力に阻まれたのです。
やはり日本球界を代表する投手には歯が立たなかったみたいですね。

しかし森本監督もなかなかのワルですね。
普通ならある程度ダブルスチールをしてくることを読めるんですが、ちょうど相手
チーム全員、観客までもが試合に没頭し、「投手VS打者」の世界へのめりこんでいる
時に「走者」を乱入させてくるんですから…
ですから僕なんかはついつい郡山高校はいつダブルスチールをしてくるのか気にして
試合を見るんですが、気にしているうちはやってくれないんですね。
1〜3回戦ぐらいまでは自力で苦し紛れの作戦などせずに勝てるんです。
しばらくの間封印していたダブルスチールをされると思わず「あつ!」って言ってし
まいますね。
応援してる高校にやられると「しまった!」とか「やられた!」に変わっちゃいます
ね。

でもこういうズル賢い野球があるからこそ高校野球が面白いんだと思います。
1点を獲るためにはなんでもする!これがいいんですよぉ〜
ですから僕はプロなんかよりも高校野球のほうが好きですね。
すごく奥が深いんですよ。
プロでしたら「投手VS打者」ですが高校野球はそこに走者が加わったり「監督VS監
督」「勝利への執念VS勝利への執念」て感じですかね。
やっぱ色んなレベルの出揃う草野球でも勝利への執念が大事じゃないのかな?って思
います。
よく強豪校が格下校に負けると「こける」と言われますが、それも勝利への執念が
劣っていたから「こけ」たんだと思います。
今現在の巨人もそうだと思います。
4番打者ばかりがそろって変なプライドがチーム内でぶつかりあってるから全員野球
が出来ずに中日に優勝されたんだと思います。
さぁ僕らも勝利への執念を燃やして相手チームにプレッシャーを与えるような作戦で
ザブンズリーグ制覇をし、GトルズさんやSスターズさん、Iディアンスさんをあっと
驚かせるような野球をしよじゃないですか!!