先週の名言集で完全にネタが切れてしまった僕は一冊のバッティングに関する本を読
みました。
その本は現役選手はモチロン、OB選手の独自のバッティング理論について語ってくれ
ていました。
今日はその本を読んで吸収した事を皆様にお話させていただきます。
独自の理論と言っても、みんな野球でメシを食ってるだけあって同じ意見が多かった
です。
最も多かったのは『自分でストライクゾーンを手前に置く』という理論が多かったで
す。
要は「ここを通り過ぎたら打つ!」という枠を作るんですね。
ボールが来てから振り出しては遅いと言うことですね。
しかし、OB選手と現役選手には少し意見の差が出ました。
OB選手はホームベースより9〜10m手前という見解に対し、現役選手はなんと2〜
3m手前に置いてるみたいです。
この差は何なのか?
お教えしましょう。
OB選手の時代は今ほど変化球が多種多彩ではなかったのです。
大半がストレートとカーブ、いいピッチャーになればそこにフォークが付け加えられ
るだけでした。
よって9〜10m手間で見切っても問題ないんです。
現在のプロ野球はどうでしょう?
数え出したらキリがありませんね。
ですから2〜3m手前まで待たないとわからないんです。
それでも空振りちゃうんですよ。
では空振りしないためには何をすればよいか?
三振の少ないプレイヤーはほとんど配球を読むことはないんです。
変化球と言うややこしい球があるという事だけ頭に入れといて、いつもストレートを
待ってるみたいです。
変化球が来たときはどうするか?
ボールをぎりぎりまで呼び込んでからバットを振り出すんです。
そうすると自然とボールはファールグランドへ飛んでくれるんです。
いわゆるカットというものですね。
でもこれができる若手選手は数えるほどしかいないんです。
やはり長い年月をかけて練習をしないと完璧な『カット』は出来ないみたいです。
阪神の八木選手や元中日の中選手なんかのフリーバッティングはなかなかゲージから
ボールが飛び出ないみたいです。
これは打てないんじゃなくて、わざとボールを呼び込んで打ってるため、カットして
るんです。
代打の神様は勝負強いだけでなく、臭いコースは100%カットして好きなコースだ
けを打つスキルを長い間蓄えてきたようですね。
だから1打席で結果が出せるんです。
凄いですね。
中選手もそんな練習ばっかりしてても首位打者を獲っています。
最近の若手はそんな練習をあまりしない中、巨人の阿部選手は試合前、ゲージから
ボールが出る事はほとんどないみたいです。
それでも試合になれば右方向へ強い打球を飛ばすんですね。
彼はカットしつつ、絶好球を待っていたみたいですね。
あまりセ・リーグの試合は見ないんでよくわかりませんが、それが月間16本と言う
本塁打記録に繋がったんじゃないかな?と思います。
呼び込んでカット!
このスキルは是非身に付けたいです。
他に多かったのは、『バットをグリップエンドから出す感じで打つ』という意見でし
た。
僕達、草野球選手は軟球を金属バットで打つからわからない方は沢山いらっしゃると
思うんですが、この打ち方をしないとまず木製バットで硬球は飛ばせないんです。
金属であると、硬球はある程度飛んでくれるんですが、木製となるとこの打ち方をし
ないと真芯にあたらない限りバットは折れるわボールは飛ばないわと全然ダメな結果
に終わっちゃうんです。
よく高校通算何本のスラッガーとかいう選手が注目されてプロに入ったりして、プロ
に入った瞬間、全然打てなくなっていつの間にか守備の人となる人がいます。
西武にいる2人の高木選手なんかはいい例ですね。
金属であれば上記の打ち方でなくても、滅茶苦茶飛んでくれるんですよ。
しかも、金属は芯の場所もはっきりしないんで、当てれば上体主導で柵越えしちゃう
んです。
軟式の僕らは逆に金属を使うと全く飛ばないんですね。
金属の硬さに軟球が変形して、飛距離がかなりダウンするんです。
いまビヨンドマックスという便利な物が売り出されてますけど、あれは『金属に硬
球』状態に近いですね。
ですから僕は木を使うことをお勧めします。
すっごくイイ打ち方が身に付くんですよ。
では、そのすっごくイイと言われる『バットをグリップエンドから出す感じで打つ』
という打ち方を少し説明いたしましょう。
ごく簡単に言いますと、『下半身主導でバットを振る』という事です。
その本を読んでみて解ったんですが、城島や松中、今岡、福留などのタイプのバッ
ターは皆、腕の力を使うのはごく一瞬なんです。
勿論振り出すときに投手側の腕は使ってるんですが、それは決して力任せに振ってる
んじゃないんです。
まずはピッチャーがモーションに入ると、こっちもバットを後ろに引きます(テイク
バック)。
後ろに引いたとき体重は必ず捕手側の足(軸足)に全体重がかかります。
ボールが放たれました、すると軸足の膝を前足にねじり込むような感じで腰を回転さ
せます。
その反動で腕を出してきます。
その時、常にグリップエンドは『最短距離』で出して下さい。
そして手首は返さず、ボールが当たる(インパクトの)瞬間に捕手側の腕を使って
ボールを10cmぐらい押し出すんです。
え?という方もいらっしゃるでしょう。
捕手側の腕は使っちゃいけないと教わった方が大半だと思います。
大間違いです捕手側の腕を使わずしてボールは飛びません。
押し込む事によって更に飛距離がアップします。
話を戻しましょう。
このインパクトの瞬間、軸足と前足の体重の比率は7:3ぐらいがベストです。
決して突っ込み過ぎず、インパクトの瞬間にはちょうどCの字が出来る感じです。
イチロー選手の場合はインパクトの瞬間はこの体重の比率が整っていて、その直後に
すぐに一塁へ走る為、前のめりになってるように見えるんです。
バリー・ボンズなんかはすぐに一塁へ!って選手じゃないんで打った直後もCの字が
保たれています。
この打ち方が出来れば外野フライを打ってもノビがよくなりますし、バウンドしても
一味違う鋭いバウンドになるんです。
是非一度試してみて下さい。
今日ご紹介させていただいたテーマは
『自分の前にストライクゾーンを作って、置く』
『ギリギリまで溜めてカットをする技術』
『最高の打法』
の3つでした。
ども、この長い文章最後まで読んでくださった方々、有難うございました。
そして、あなたはこの事を胸に刻み込むことによって更に打撃技術がアップするで
しょう。